【ネット通販】完全攻略への道！商品説明文の書き方

商品名が決まったら、次は商品説明文を作成しましょう。

ネットショップでは、利用者が実物の商品を手にすることはできません。購入の際には商品説明文が重要な判断基準となるため、丁寧かつ分かりやすい内容を心掛けましょう。

見やすく目を引きやすい商品説明を作るには、商品写真とセットで考えることが重要です。

写真でわかる点については、あまりくどくどと説明せず、利用者の気になる情報について、過不足なく記載するようにしてください。

特に、以下の点は最低限まとめるとよいでしょう。

商品説明文のボリュームに決まりはありませんが、これらの必要事項を書きそろえると、大体650文字以上、というのが一つの目安となります。

その際、ショップオーナーの人柄が伝わるような文章にできれば、利用者を引き付けられるだけでなく、ほかのショップとの差別化も図れるでしょう。

ここからは、商品のジャンルごとに説明文のサンプルを紹介します。以下の記載例をもとに、商品説明文を作成してみて下さい。

アクセサリーの場合、サイズなどは、写真を見ればある程度想像ができます。

逆に、見ただけではわからない重要な情報として、素材が挙げられます。

特に、金属アレルギーのある人にとってはクリティカルなため、金銀その他、どのような金属が使われているか、合金であれば何と何を混ぜているのか、など、できるだけ細かく記載すると、丁寧な印象となるでしょう。

▼商品説明文のサンプル

入れる項目	例文
商品詳細	商品名：〇〇〇〇 カテゴリー：イヤリング 生産国：日本 ブランド：〇〇〇〇 素材：14ｋイエローゴールド
商品説明	・デザインの特徴 ・ブランド紹介 ・人気な理由・エピソードなど ・その他の特徴
商品サイズ	縦：2.7cm 横：2.3cm
その他	・返品・クレームなどについて ・配送期間について ・補償等について ・アフターサービスについて

服や服飾雑貨も、デザインについては、写真でおおよそわかります。

商品説明では、素材やサイズ、製法、着心地城の特徴を中心に記載して下さい。
カラーやサイズのバリエーションについても、漏れのないように気をつけましょう。

▼商品説明文のサンプル

入れる項目	例文
商品詳細	商品名：〇〇Tシャツ カラー：ホワイト・ブラック・グレー・レッド・パープル ブランド：〇〇〇〇 素材：綿90％・ポリウレタン10％ 生産国：中国
商品説明	・ブランド紹介 ・製法や素材の特徴 ・着心地や木合わせのアドバイスなど
商品サイズ	M・L・XL・XXL
その他	・返品クレーム ・配送期間について ・保証等について ・アフターサービスについて

雑貨といっても幅広いので、一口には語れませんが、多くのお客様にとって購入の決め手となるのが、デザイン上の特徴です。

どのようなブランド、あるいはデザイナーが手掛け、どのようなコンセプトに基づいているのか、はっきりとした、方向性を示すのが重要、と言えます。

また、食器や生活雑貨のように、実用性の高い商品であれば、デザインだけでなく、機能性も担保していることをアピールできると良いでしょう。

▼商品説明文のサンプル

入れる項目	例文
商品詳細	商品名：フラワーベース ブランド：〇〇〇〇 素材：磁器 生産国：日本
商品説明	・デザインないしデザイナーの特徴・経歴 ・メーカーについて ・デザイン及び機能性のポイント ・使用上の注意点など
商品サイズ	縦：15cm 横：5.5cm 重さ：500g
その他	・返品クレームなどについて ・配送期間について ・保証等について ・アフターサービスについて

ハンドメイド品は、製作者が信用できるかどうか、が一番のポイントです。

「ひとつひとつ丁寧に手作業で作っている」「素材や製法にこだわっている」といった点はもちろんのこと、これまでの実績や作品例なども挙げられるとベターです。

また、手作りなので、画像通りの仕上がりにならない可能性があるなど、断っておくべき事項は、予めきちんと明記しておきましょう。

▼商品説明文のサンプル

入れる項目	例文
商品詳細	商品名：〇〇〇〇 カテゴリー：〇〇 素材：〇〇(シルバー・チタン・麻・シルクなど) 生産国：日本
商品説明	・ブランドないしデザイナーの略歴 ・人気の理由・エピソードなど ・素材や製法上の特徴
商品サイズ	縦：◯◯cm 横：◯◯cm
その他	・返品クレームなどについて ・配送期間について ・保証等について ・アフターサービスについて

中古品では、前述の通り発送後のトラブルを避けるため、必ずコンディションについて明記しましょう。

傷や汚れの有無だけでなく、全体的な状態をABCの三段階評価などで示しておくと、イメージを共有しやすくなります。

アンティークやコレクター商品などの場合は、年代やメーカーといった収集家の判断基準となる情報についても、できるだけ細かく記載すると、チェックしてもらいやすくなるでしょう。

▼商品説明文のサンプル

入れる項目	例文
コンディション	全体：良い 正面：良い 側面：やや傷あり 内側：やや傷あり その他：金具一部破損
商品詳細	商品名：(型番など記載) カラー：〇〇 ブランド：〇〇 カテゴリー：〇〇 素材：〇〇 生産国：〇〇
商品説明	・~年製の~~の製品 ・由来 ・人気な理由・エピソードなど
その他	・返品クレームなどについて ・配送期間について ・保証等について ・アフターサービスについて

上記のような商品の詳細に触れるだけでなく、商品によっては、写真撮影の環境について触れてあげると、より良いでしょう。

例えば、パワーストーン・金・銀・アンティーク商品などを購入するコレクターは、加工された写真を嫌います。

現物に近くない・写真が明るすぎて傷がよく見えない、などのことがあると、商品、またはショップそのものに対して不信感を抱くためです。

商品がいかに現物に近い状態で撮影されているかを証明するために「自然光で撮影しております」「画像加工等は一切行っておりません。」などと明記して、誠実に商品を販売していることを伝えるようにしましょう。